アラフォーワーママのブログ

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本の書き出しが集められているkakidashiが面白い

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こんにちは。アラフォーワーママのミドリです。

皆さんは本屋さんで本を買うとき、どのようにして本を選んでいますか?

売れ筋ランキング上位を選ぶ?

本のカバーで選ぶ?

ワーママは書き出しで決めています。

心にピピピっとくる書き出しに出会えたらとても幸せ♪

そのまま一気に読み進めて、読み終わった後もホクホク。

でも、最近、ワーママは本屋さんに行ってゆっくり見て回る時間がなかなかないんです。

だから、本を買うとしたらいつもAmazonで。

なか見!検索」があるときは良いのですが、ないときは書き出しを知るすべもなくスルーしかありません…

これってとてももったいないですよね。

だって、運命の1冊を見逃しているかもしれないのだから。

ところが、先日、偶然本の書き出しを集めたWebサイトを発見してしまいました!

その名も「本の書き出し」。

2012年に紀伊國屋書店新宿本店で行われた「『ほんのまくら』フェア〜書き出しで選ぶ100冊〜」をWeb上で再現したサイトなのだそうです。

ずいぶん前からあったんですね。全然知りませんでした。

「本の書き出し」サイトについて

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縦書きの書き出しが並んでいるシンプルな作りです。スクロールすると書き出しがどんどん出てきます。 そそる書き出しがあったら、クリックしてみてください。すると、その書き出しの本のタイトルがわかるようになっています。

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 Amazonに飛んでそのまま購入することも可能ですし、Twitterに投稿することもできます。

また、メニューの「投稿する」をクリックすると、Facebookを使ってお気に入りの書き出しをシェアすることができます。

ちなみに、このサイトでワーママがなんだかステキ!と思ってクリックした「書き出し」の多くはいわゆる文豪の作品でした。(文豪が書いた本を読んでいないことがばれちゃいますね)

魅力的だと思う書き出し5選

完全にワーママの独断と偏見で選びました。すみません。

1.「その食堂の皿は本当に美しかった。」

吉田篤弘つむじ風食堂の夜

食いしん坊なワーママは食べ物関連の本が大好き。食器にすら反応してしまいます( ^ω^ ) 本書は食べ物の話ではないのですが、どこか懐かしい町にある食堂を中心にした異国情緒漂う静かな夜の物語です。2009年に映画化されているようですが、本の世界観を大切にしたくて観ていません。

 

2.「頭ひとつ、出ていた。人の波の中である。しかもその頭は剃髪し、陽に焼けて赤銅色に輝いていた。」

北方謙三水滸伝(1)」

この書き出しにピピッと来てしまったワーママは、長い長い中華の古典の旅に誘われてしまいました。水滸伝全19巻、楊令伝全15巻、三国志全14巻、史記武帝紀全7巻などなど、北方中国歴史シリーズは血が湧くよ!

 

3.「恥の多い生涯を送ってきました。」

太宰治人間失格

初めてこの書き出しを見たとき、一瞬自分のことかとドキッとしました。その後この書き出しを見るたびに、これまでの自分の人生が(特に忘れていた恥ずかしい場面が)走馬灯のように思い出され、いたたまれない気持ちになります。そうやって、時々反省を繰り返し今に至ります。自分を振り返るきっかけになります。

 

4.「鳥の落し物から、時折見慣れぬ洋風の草も芽吹くが、元々は和風の庭だ。」

梨木香歩「家守奇譚」

この書き出しとタイトルから庭を通して自然が多く綴られることになりそうだと予想。それは半分当たっていたのですが、これほどまでに豊かな琵琶湖の恵みと摩訶不思議な物語が綴られているとは。物語の世界があまりにも居心地よくて読み終えてしまうのが惜しく感じられ、ゆっくりゆっくり丁寧に時間をかけて読みました。

 

5. 「正式には松本春綱先生ではあるが、センセイ、とわたしは呼ぶ。「先生」でもなく、「せんせい」でもなく、カタカナで「センセイ」だ。」

川上弘美センセイの鞄

 「先生」と呼ばれる職業はいくつもあります。学校の先生、内科の先生、歯医者の先生、ピアノの先生、作家の先生などなど。弁護士や政治家も先生と呼ばれることがありますね。いずれにしても、「先生」と呼ばれる人たちは、何か物を教えたり、学識がある人、指導的な立場の人を指すわけで、「わたし」と「センセイ」の関係にも微妙な距離が感じられます。この距離感がどのようにどれくらい縮まって行くのかが読みながらの楽しみな点でもあります。

 さいごに

寒い季節の長い夜。読書に最適なこの季節、「書き出し」サイトを通じてこれまで読んだことがない面白そうな本に出会うのもいいかもしれません。それがあなたの運命の一冊になるかもしれませんね。