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洋書で英語を勉強したい女性におすすめ!Blossom Streetシリーズ

おはようございます。アラフォーワーママのミドリです。

最近、読書熱が高まっているワーママです。日本語だけでなく、英語の本も読んでいます。

新しい本だけでなく、以前読んだ本も読み返しています。

今日は以前読んだ本で改めて読み返してみたら、やっぱり良かった洋書をご紹介します。

Blossom Streetシリーズです。小さな毛糸屋さんを中心にした女性たちの物語です。

自分の中で洋書の多読が流行っていた時期に夢中で読んでいたシリーズです。

著者はニューヨークタイムズのベストセラー・リストの常連 Debbie Macomberです。

ワーママも相当はまりましたが、ワーママの少し年上の知人で英語の多読に挑戦していらっしゃった方もずいぶん気に入ってシリーズを次から次へと読破していらっしゃいました。

ちなみに、ワーママの夫もなぜかはまっていました(^ ^)

 

Blossom Streetシリーズはあらゆる年齢層の女性におすすめ!

このシリーズは洋書で英語を学びたい、あらゆる年齢の女性におすすめです。理由は3つあります。

  1. 登場人物が10代から60代の女性たちで、誰か1人に必ず共感できる。
  2. ロマンス、友情、家族関係、人生哲学など多様なテーマが含まれる
  3. 英語が比較的易しくシンプルで読みやすい。また、年齢にあった英語表現が学べる。

Blossom Streetシリーズをおすすめの方・おすすめしない方

とはいえ、100%万人ウケするものはあり得ないので、おすすめの方とそうでない方をまとめておきますね。

Blossom Streetシリーズはこんな方におすすめ!
  • コンサバタイプの方
  • ハッピーエンドが好きな方
  • 甘ったるいロマンスが好きな方
  • 女性の友情や家族のきずなに関する心温まるストーリーが好きな方
  • 逆境を克服し成長するストーリーが好きな方
  • 編み物が好きな方
Blossom Streetシリーズがあまりおすすめではない方
  • 予定調和的なエンディングが嫌いな方
  • 甘ったるいロマンスが苦手な方
  • 編み物にまったく興味がない方

Blossom Street シリーズとは

さて、ここからはこのシリーズをもう少し詳しくご紹介したいと思います。

Blossom Streetシリーズは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルのBlossom Streetにある「毛糸屋さん」を舞台とした小説で、全部で10冊出ています。

タイトルと出版順序は次の通りです。

  1. The Shop on Blossom Street (2004)
  2. A Good Yarn (2005)
  3. Susannah's Garden (2006)
  4. Back on Blossom Street (2007)
  5. Twenty Wishes (2008)
  6. Summer on Blossom Street (2009)
  7. Hannah's List (2010)
  8. A Turn in the Road (2011)
  9. Starting Now (2013)
  10. Blossom Street Brides (2014)

シリーズ第1作目が2004年に、第10作目が2014年に出版されています。

実に10年も続いた大人気シリーズなんです。

表紙のイラストもかわいらしく、いかにも女性向きの小説ですね。

Blossom Streetシリーズの特徴

複数の人生が織りなす物語

Blossom Streetシリーズでは、毛糸屋の主人Lydia Hoffmanがキーパーソンとなり、彼女自身の物語と、彼女の周りの人々(家族や編み物教室の生徒たち)の物語が織り交ぜになって展開していきます。

各作、だいたい3〜4人のメインキャラクターがいて、章ごとに1人のキャラクターの視点でその人の生活や問題などが語られます。

たとえば、1作目のThe Shop on Blossom Streetの場合、第1章から第4章まではそれぞれ4人の登場人物の視点で自己紹介や直面している問題などが語られます。

その後は、順不同でそれぞれの登場人物の物語が章ごとに織り交ぜられながらエンディングに向かいます。

章ごとに一区切りつくので、途中で中断して他の事をするのも可能です。(実際はストーリーに引き込まれて中断するのが難しいのですが。)

シリーズ全編に登場するキャラクターはいませんが、毛糸屋の主人Lydiaはキーパーソンになるので、ほとんどの回に登場します。

また、1作目・2作目の登場人物がシリーズのあちらこちらで再登場するので、昔の友人と再会したような喜びを味わうこともできます。

多様な登場人物

Blossom Streetシリーズはとにかく女性の登場人物が多い!さまざまな年齢、性格、職業、結婚歴、教育歴、生活レベルの女性が登場します。

彼女らについて描かれていることは「日常のあれこれ」。みんなそれぞれ問題を抱えているのですが、それぞれの年代で直面する悩みや葛藤が描かれていて共感できます。

たとえば、夫の浮気がもとで離婚したばかりの40代の専業主婦、不妊治療中の30代元キャリアウーマン、ずっと前に別れた夫のことが忘れられない50代のシングルマザー、過食症うつ状態の10代の女の子などなど、もがきながらも精いっぱい生きている愛すべき人々が登場します。

これだけ多様な女性とその人生を描くDebbie Macomberのストーリーテリングの力は圧倒的です。 

Blossom Streetシリーズを読むならやはりThe Shop on Blossom Streetから!

シリーズは1冊1冊が完結しているので、どこから読んでも良いのですが、それでもやはり1作目のThe Shop on Blossom Streetから読むことをおすすめします。

The Shop on Blossom Street のあらすじ

物語は主人公のLydiaの自己紹介から始まります。10代の頃から2度も癌を患い、どのようにサバイブしてきたのか、なぜ毛糸屋さんを開業することにしたのかなどが一人称で語られます。
そのLydiaが編み物教室を開くことにしました。プロジェクトはベビー・ブランケット。その編み物教室にJacqueline Donovan、Carol Girard、Alix Townsendの3人がそれぞれ異なる思惑を抱え参加したのでした。

第1章の書き出し

本の書き出しって大事ですよね。そそる書き出しなら、そのままぐーっと物語の世界に入り込み、一気にぐいぐい読み進められます。

The Shop on Blossom Streetの書き出しはこんな感じです。

LYDIA HOFFMAN
The first time I saw the empty store on Blossom Street I thought of my father. It reminded me so much of the bicycle shop he had when I was a kid. Even the large display windows, shaded by a colorful striped awning, were the same. Outside my dad's shop, there were flower boxes full of red blossoms—impatiens—that spilled over beneath the large windows. That was Mom's contribution: impatiens in the spring and summer, chrysanthemums in the fall and shiny green mistletoe at Christmas. I plan to have flowers, too.
Dad's business grew steadily and he moved into increasingly larger premises, but I always loved his first store best.
I must have astounded the rental agent who was showing me the property. She'd barely unlocked the front door when I announced, "I'll take it."
She turned to face me, her expression blank as if she wasn't sure she'd heard me correctly. "Wouldn't you like to see the place? You do realize there's a small apartment above the shop that comes with it, don't you?"
"Yes, you mentioned that earlier." The apartment worked perfectly for me. My cat, Whiskers, and I were in need of a home.
"You would like to see the place before you sign the papers, wouldn't you?" she persisted.
I smiled and nodded. But it wasn't really necessary; instinctively I knew this was the ideal location for my yarn shop. And for me. (p.8-10)

ちょっと長かったですね。でも、ワーママはこの部分を読んで、Lydiaの毛糸屋さんがどのようなたたずまいになるのか鮮明にイメージできたことで、この物語にぐーっと入り込めました。Debbieの描写力は素晴らしいです。

物語の見所
  • 年齢も性格も生活環境も異なる4人の女性が編み物を通してかけがえのない友人になる過程
  • それぞれの問題に悩み苦しむ4人の女性たちが編み物を通して変わっていく過程
  • 毛糸や編み物のパターンなど、さりげなく織り込まれている編み物エピソード
結末について

The Shop on Blossom Streetの結末については、「あまりにも簡単すぎる」「もっと多様な価値観を反映させてもよいのでは?」など不満の声が聞かれます。確かにワーママも、それまでのストーリーテリングが素晴らしかった分、運よくもたらされたハッピーエンドが拍子抜けではありました。

ただ、シリーズの他の作は、同じハッピーエンドでも、驚くような結末だったりして読者をがっかりさせることはなくなります。全体的にはどうしてもコンサバな雰囲気が漂うのですが。

編み物の意外な効果

著者のDebbie Macomberは自身が編み物をする女性。編み物の本を出すなど、かなり思い入れがあるようです。

Blossom Streetシリーズには、そんなDebbieの編み物に対する関心が物語のあちらこちらのちりばめられています。その中で次の部分はとても印象に残りました。

I love to knit. There's a comfort to it that I can't entirely explain. The repetition of weaving the yarn around the needle and then forming a stitch creates a sense of purpose, of achievement, of progress. When your entire world is unraveling, you tend to crave order and I found it in knitting. (p.15)

Lydiaのセリフとして出てきた文ですが、間違いなくDebbieの編み物に対する考え方が反映されています。

ワーママもたまに編み物をするのですが、確かに物を編むという行為には、たとえばマフラーを作り上げるという「目的」がつきものだし、編めば編むほど上手くなるので「上達感」もあります。

また、編みあがったときには「やった~!」と叫びたくなるような「達成感」も得られます。

編んでいる途中は、単純な繰り返し行為が心の安定をもたらしてくれることも経験で知っています。

なので、この文章を読んだ時は心から共感できました。

実際、編み物のように集中して行う肉体的反復運動は脳をリラックスさせる効果があるらしいので、仕事などでストレスがたまっている時におすすめのようです。

さいごに

日本語の本なら好きな作家や作品がたくさんあるのに、洋書になるとなかなか気に入るものが見つからないという方も多いと思います。

今回ご紹介したBlossom Streetシリーズがどなたかのお気に入りに仲間入りできたら幸いです。